企画するを楽しもう
5回の連続講座が終わりました。
最初は「企画ノオトon岡山」に記した『場所、ことば、システム』を中心に置いて、
五W一Hという要素の一つ一つで、「企画する」際にどんなことを私達は考えて
いるのかを挙げていきました。
次に「企画する」作業の流れを解きほぐしていきました。
そして「動機」から「表現」までの「企画する」の過程の中に6つの要素が存在し、
またそれぞれに幾つの要素があるのかを探っていきました。
*例えば、動機には内からなるもの(ひらめき等)と外からなるもの(時代への疑
い等)があるのではないかといった仮説。
図書館等で探せばこれらのことを記した書物がすでにあり、もっと短い時間です
ばやく知ることができたかもしれません。
しかし、一つひとつを認識するには時間をかける必要があると考え、あえて参考
文献に頼らずに積み重ねていきました。参考になったのは「小学館日本語新辞
典」(松本栄一)で、目的と目標、方法と手段と方策、批評と批判と評価といった
違いが詳しく書かれていたのは助かりました。
参加してくださった方々も、個々に来年度に試みたい企画を、この作業の中で少
しづつ明確にしながら整理されていきました。また、すでに自ら企画されている様
々な方も参加されて、体験に基づく思考・知恵を披瀝されお互いがそれを共有し
ていきました。
引き続き『制作するを楽しもう』が始まります。
制作する上で、斎藤努氏が蓄えられている知識や知恵を聞ける
それも5回に亘って細かいツボまで伺うことができることでしょう。
企画するを楽しもう
『企画や制作』に興味をお持ちの方々を対象に、『企画するを楽しもう』を企みます。
参加者お一人お一人が、企画するってなんだろうを考えながら、その面白さを体験
していきます。 企画が立ち上がっていけば、来年からは『制作するを楽しもう』に移
っていきます。
そして出来上がった「企画(案)」は、来年度「企画on岡山」との共同作業で実施
に向けて準備していきます。
※企画したことのある方も、そうでない方も、まずはご参加ください。
※もし、企画が浮かばない場合や実現は難しいとなった場合は
他の企画の制作へ参加していきます。
※「制作」から参加を望まれる方もOKです。
■日程
〼11月21日(土) 13:00〜16:00
①企画するってなんだろう、を整理してみます。
なにかを企画するにあたって、必要な要素(五W一Hにそって) を挙げて、斉藤さんのご協力を得ながら整理していきました。<参加者:13名>
2回目の最初に、一時間ほど振り返ります。
ゲスト:斉藤努(Producer・Researcher)
※高知在住。様々な舞台やイベントのプロデュース、広報を担う。
〼11月28日(土) 13:00〜16:00
◯前回の振り返り(情報の共有)
◯企画の出発点になる『動機』『イメージ』『目標』などについて明確にしていきます。
〼12月 5日(土) 13:00〜16:00
①13:00〜14:00 企画するを再度解明する。「目的」と「方法」を中心に。
②14:00〜15:00 安田久美子さん「変調テアトルオペラ」の1年間を語る+質疑応答。
③15:00〜16:00 伊東(舞台写真家)さんと白神貴士さん(悪の秘密結社)を交えての
「企画する」を語り合う。
〼12月12日(土) 13:00〜16:00
①13:00〜14:00 企画するを再度解明する。新たなことば「方策」と「批評」を中心に。
②14:00〜15:00 明石めぐみ(Laft)さん「ミナトドラマin駅東創庫」の3年間を語る+質疑応答。
③15:00〜16:00 企画書(動機〜方策」の作成(個々)
〼12月19日(土) 13:00〜16:00
*7割以上、参加できる方を望みます。
■場所
・きらめきプラザ 岡山市北区南方2丁目13-1(旧国立岡山病院跡)
■経験
・不問
■年齢
・大学生以上
■参加費
・1万円(全回分)
*11月21日(土)に出席されてから、次回のお支払いで結構です。
*12月だけ参加の方、1月から参加される方は、5000円です。
■リーダー
*企画するを楽しもう:大塲真護(NPO法人「企画on岡山」)
*制作するを楽しもう:斎藤 努
((Producer・Researcher。高知在住。様々な舞台やイベントのプロデュース、広報を担う。)
■お申し込み
・MAIL:kikakuon@gmail.com
■問い合わせ
・TEL:090−7997−0591
・MAIL:papopisingo@yahoo.co.jp
■後援:岡山市 山陽新聞社
■主催:企画on岡山 http://kikakuon.wix.com/kikakuon